天玉丼とは
一般的に天玉丼といえば、玉子でとじたカツ丼のカツレツが天ぷらに置き換わったものであり、基本的にその作り方はカツ丼とほぼ同じものです。つまり、天ぷらを割り下で煮て、それを玉子でとじたものです。
天ぷらを使用することから、天玉丼は天丼の種類のひとつとして分類することも出来ますが、玉子とじにするということから玉子丼のバリエーションとも考えられます。
天玉丼に使用される天ぷらの種類は、特に決まっているわけではなく、普通にエビの天ぷらを使用することもあれば、かき揚げを使用することもあるようです。かき揚げを使用した場合には、特に「かき揚げ玉子とじ丼」などと呼ばれることもあるようです。
実際には天玉丼をメニューとして提供している店は少なく、カツ丼や親子丼ほどポピュラーなものでもないため、その知名度も低いのが現状のようです。
そもそも、天玉丼自体が他の丼メニューのように確立されているわけでもないので、それを作る人によって様々な天玉丼が存在しているということになります。
この天玉丼の中で一番簡単なものが揚げ玉を使ったものであり、色々な人たちがそれぞれ工夫を凝らしたメニューを作っているようです。
特に、タレントのグッチ裕三氏の天玉丼は揚げ玉とジューシーな玉ねぎをフィーチャーしたものであり、女性誌にも掲載されて注目されているようです。